プレゼントの花 - 胡蝶蘭

息子夫婦は、結婚して新築の家を買ってと物入りなので、何が一番喜ぶのか分からず、友達は開店して店内が殺風景とききました。いったい何が一番いいのか悩みます。

胡蝶蘭は誰が見ても立派な花

そんなときに、隣の家で立派な胡蝶蘭を見ました。奇麗という言葉よりも堂々とした姿にとても感動しました。胡蝶蘭は、そういえば縁起がいい花だと思い出しました。どうせ贈るなら、自分では買わない花を贈ってあげようかなと考えました。

胡蝶蘭は、自分では買わない花というか、贈ってもらう花というイメージがあります。大事な内容には必ずというほどです。
いろんな胡蝶蘭を見ていて、種類の多さに驚きました。お花屋さんも胡蝶蘭は、難しいという話をしていました。どこで主人に頼んで、インターネットのサイトを見ることにしたのです。

主人も気が乗らない様子だったのですが、園芸は好きでしたので、すぐに胡蝶蘭のサイトを見つけました。「すごい」思わず声が出ました。奇麗な花というか、プレゼントとしてはもったいないぐらいの花です。主人も思わず「うちでも買わない」と私に聞いてくるぐらいです。

息子の家には、ピンクの胡蝶蘭を、友達には白い胡蝶蘭を贈ることにしました。
主人は、私に構わずに画面をじっと見ていて、きっと内緒で買うかもという予感を背中に感じました。

胡蝶蘭の展示会で

胡蝶蘭の展示会へ母と行きました。花はあまり興味ないのですが、母の気持ちを察して、付添いという気分で一緒にバスに乗りました。 付いてから、入るまで、たくさんの胡蝶蘭が出むかえてくれました。こんなにすごい花のアーチというか、演出は初めてです。

たくさんの胡蝶蘭が並ぶ展示会で、私は見たことがない感覚というか、目の中にある花の素晴らしさに心が弾みました。
胡蝶蘭をよく開店祝いとか、新築祝いとか、たくさんの大事な場面に贈る人の気持ちを初めて知ったのです。お花のセレブというか、育てている方の笑顔が眩しいぐらいに幸せ感を見ました。

私も母の気持ちが何となく分かるようになりました。たくさんの自信作が並ぶ中で、種類もそうですが、色のコントラストというのがあります。花びらの可憐な姿を、大輪の花の鉢を、大事そうに見つめる人を見て、この胡蝶蘭への意気込みが伝わってきたのです。

私は、その展示会のあと、インターネットでサイトを探しました。気持ちが胡蝶蘭のファンになってしまったのです。何かお祝い事があると、胡蝶蘭を選んで贈るようになりました。私は薄い桜色の胡蝶蘭がとても気に入っています。 また、展示会があるときは、誘ってくれるように母にもお願いしました。縁とうか、胡蝶蘭を通して、母とのコミュニケーションもできるようになり、この花に感謝しています。


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